選挙の性別ボタンと性同一性障害(MTF)・ニューハーフ

社会生活

先日、東京都知事選挙の期日前投票に行ってきました。MTF・ニューハーフが選挙といえば、「性別」問題がありますよね。投票所入場券に性別を記載しない動きが全国的に広がっているようです。昨年の朝日新聞の報道では、愛知県内の9割に近い自治体が性別欄を廃止しているとのことです。私の住んだことのある、東京都内の2つの市でも投票所入場券に性別欄はありませんでした。

しかし、まだ投票所入場券に性別欄がある地域もあると思います。性別移行を始めたMTFにとって「性別:男」の破壊力は凄まじいですよね。見た目が女性に近くなっている場合、奇異の目で見られます。

もう一つの問題は、性別ボタンだったりします。投票所入場券を係員に提示し、係員が「男性」「女性」と書かれたボタンを押すと、候補者名を書く投票用紙が出てくる仕組みになっていることが多いと思います。

投票用紙交付機。 株式会社ムサシWebサイトより

MTFにとってこれは厄介です。自分の思っている性別と違うボタンが押されたら、ヘコみますよね…。よく捉えれば、パス度チェックに使えなくもないですが、このボタン必要なんですかね。

一応、「公職選挙法 施行規則」で決まっていて、投票録に男女別の投票者数を記載する必要があるそうです。男女の一票の重さに差はないのですから、私はこの仕組みいらないと思います。

さて、改名が住んでいる私ですが、ちょっとドキドキしながら投票所入場券を係員に渡しました。服装が女性なのと、名前が女性名だったということもあってか、戸籍上は男性ですが、「女性」のボタンを押していました笑 ほぼほぼ元男性だってことがわかってしまう私なのですが、これはパスしたということでいいんですかね?

もしかすると一種の配慮が働いたかもしれません。もしくは、名前が女性だから女性だと思い込んだとか。でも、一応法律で決まっていることなので、男女を正確に識別する必要があると思います。ってことは、女性だと思ってもらえたの? というか、そんなに適当なら、このボタン無くしましょうw

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